10月27日（金）に、高山西高等学校創立60周年記念講演会の第3弾として、村尾信尚氏＆茂住菁邨氏コラボ企画「ふるさとの若者と語る2023」を開催しました。
テレビでは、全国ネットの報道番組で長年メインキャスターを務められ、その後も大学で授業を教えるかたわら、コメンテーターや各地での講演会など、各方面で活躍されている村尾信尚氏。そして、新元号「令和」を揮毫され、日本のみならず海外でも書道の指導や普及に精力的に取り組んでみえる書道家の茂住菁邨氏。そのお二方を講師にお招きし、これからの時代を生きる「若き後輩たちへ」というテーマで熱く語っていただきました。
ステージ壇上ではなく、体育館フロアで全校生徒に囲まれながら講演を行ってくださり、生徒と身近に接しながらのお話しには、親近感と説得力がありました。
『人生の分岐点では、損得を考えず自分のやりたいことを大切にし、心の声を聞き入れる』、『社会が君たちから離れていくこともあるかもしれないが、また近づいてきてくれる時が来る』、『直面した出来事に対し、視点を変えることで、物事の捉え方が変わる』とか、『どんなときにも一つのことを一生懸命に行うことで、必ずチャンスが生まれてくる』、『目標達成するためには、失敗を恐れず決してあきらめない』等々。
お二方とも、人生の先輩として、これから人生を切り拓いていく本校生徒たちに向けて、それぞれに熱いメッセージを伝えてくださいました。
また、生徒からの質問に対しても、一つ一つ丁寧に真剣に答えてくださいました。
最後には、書のパフォーマンスとして、村尾信尚氏が大切にしている言葉『あきらめない あきらめない そして あきらめない』と現在の元号である『令和』を茂住菁邨さんが揮毫してくださいました。講演会は大いに盛り上がり、あっという間の2時間でした。
